IT資格用語解説基本情報技術者試験・アプリケーションセキュリティ
ソルト
更新日:
用語解説
ソルトは、パスワードをハッシュ化する際に利用者・パスワードごとに生成して加える十分に長いランダム値で、同じパスワードから同じ保存値ができることを防ぐものです。
■ 試験で押さえるポイント
ソルトはハッシュ値と一緒に保存してよい非秘密値で、利用者ごとに一意なら事前計算表を全件へ使い回せなくします。
ソルトだけでは総当たりを止めないため、Argon2、scrypt、bcrypt、PBKDF2など低速なパスワード用導出関数を使います。
固定値や短い値、全利用者共通値では効果が弱く、暗号学的に安全な乱数生成器で自動生成します。
秘密として別管理する共通値はペッパーと呼ばれ、ソルトとは目的と保管方法が異なります。
■ 選択肢での判断ポイント
利用者ごとのランダムな非秘密値、レインボーテーブル対策、低速ハッシュとの併用、ペッパーとの違いを問います。
例: 二人が同じパスワードでも別々の128ビットソルトをArgon2へ入力し、異なるハッシュ値として保存します。