バスのアクセスモード

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用語解説

バスのアクセスモードは、複数の装置が同じバスを共有するとき、どの装置にバスマスタとして使用権を与えるかを決定する調停方式です。同時駆動による信号衝突を防ぎ、転送順序を制御します。

■ 試験で押さえるポイント

  • 集中制御方式では一つのバスアービタが要求を集めて許可を出します。デイジーチェーン方式は許可信号を装置間で順に渡し、集中並列方式は要求線・許可線で個別に調停します。

  • 分散制御方式では専用の中央調停器を置かず、各装置が優先度情報を比較する自己選択方式や、バスの衝突を検出して再試行する方式などで使用権を決めます。

  • 固定優先度は回路が単純で緊急装置を優先できますが、低優先度装置が長時間使えないスタベーションを招きます。ラウンドロビンや動的優先度は公平性を改善します。

  • 調停に要する時間、回路・配線量、公平性、故障時の影響、リアルタイム要求を比較します。デイジーチェーンでは調停器に近い装置ほど優先され、途中故障の影響も考慮します。

■ 選択肢での判断ポイント

集中方式か分散方式か、固定優先か公平制御かを見分けます。バスアクセス調停は共有媒体の使用権を決める処理で、データの誤り検出方式やアドレス指定方式ではありません。

例: CPU、DMA制御装置、入出力装置が同時にバス要求を出したとき、アービタがDMAへ許可を与え、他装置を待たせます。転送終了後に次の要求へ使用権を渡します。

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