有向グラフ

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用語解説

有向グラフは、頂点集合Vと、始点から終点への向きを持つ有向辺の集合Eで非対称な関係を表すグラフです。辺(u,v)(u,v)uvu\to vを意味し、逆向きvuv\to uとは別の辺です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 頂点へ入る辺数を入次数、頂点から出る辺数を出次数とし、全頂点の入次数の和と出次数の和はいずれも|E|です。

  • uから辺の向きに沿ってvへ到達できても、vからuへ到達できるとは限りません。互いに到達可能な最大集合を強連結成分と呼びます。

  • 閉路を持たない有向グラフDAGは、依存関係や作業順序を表し、トポロジカルソートできます。閉路があると全頂点の線形な依存順序は作れません。

  • 隣接行列AではAijA_{ij}iji\to jの辺を表し、一般に対称ではありません。Webリンク、一方通行、呼出し関係などに用います。

■ 選択肢での判断ポイント

辺の順序、入次数・出次数、到達方向、DAGとトポロジカル順序が重要です。片方向の辺を自動的に双方向として扱いません。

例: ABA\to BACA\to CCAC\to Aなら、Aの出次数2・入次数1、Bの入次数1・出次数0です。AからBへ行けてもBからAへは到達できません。

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