不正のトライアングル
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用語解説
不正のトライアングルは、人が不正へ至る状況を、動機・プレッシャー、機会、正当化という三要素で説明し、内部不正の予防策を検討するためのモデルです。
■ 試験で押さえるポイント
動機・プレッシャーは金銭問題、過大なノルマ、不満等、機会は権限集中・監視不足等の実行しやすさ、正当化は「借りるだけ」等の自己合理化です。
最小権限、職務分離、複数承認、ログ監視で機会を減らし、公正な評価・相談支援で動機を緩和し、規程・倫理教育で正当化を抑えます。
組織が技術・手続で直接制御しやすいのは機会ですが、職場環境とコミュニケーションを含め三要素全てへ働き掛けます。
三要素が個人の不正を確実に予測・証明する公式ではなく、特定者を決め付けず組織的なリスク要因と統制を点検する枠組みです。
■ 選択肢での判断ポイント
動機・プレッシャー、機会、正当化の三要素を正確に対応付けます。アクセス制御・職務分離は主に「機会」を減らします。
例: 一人で顧客情報を無制限出力でき監視もない状態は機会です。出力上限、承認、ログ監視を設け、不正を実行しにくく発見しやすくします。