CPU性能の評価指標

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用語解説

CPU性能は、クロック周波数だけでなく、命令数、命令当たりクロック数(CPI)、実行時間、命令ミックス、並列度等を組み合わせて評価します。

■ 試験で押さえるポイント

  • クロック周期は1クロックの時間で周波数の逆数です。同じアーキテクチャなら周波数上昇は高速化要因ですが、CPIや命令数が違えば単純比較できません。

  • MIPSは1秒当たり百万命令、FLOPSは1秒当たり浮動小数点演算回数ですが、命令の仕事量や精度が違うシステム間では注意が必要です。

  • 実利用性能はキャッシュミス、主記憶、分岐、コア数、コンパイラ、電力制限等にも左右されるため、対象ワークロードの実行時間で比較します。

クロック周期=1クロック周波数\text{クロック周期}=\frac{1}{\text{クロック周波数}}

CPU実行時間=命令数×平均CPI×クロック周期\text{CPU実行時間}=\text{命令数}\times\text{平均CPI}\times\text{クロック周期}

MIPS=1秒当たり実行命令数106\mathrm{MIPS}=\frac{\text{1秒当たり実行命令数}}{10^6}

■ 選択肢での判断ポイント

クロックが高くても命令数やCPIが大きければ速いとは限らず、実行時間で比較します。命令数×CPI/クロック周波数\text{命令数}\times\mathrm{CPI}/\text{クロック周波数}へ単位をそろえて代入します。

例: 命令数10910^9、平均CPI 2、周波数2GHzなら、CPU実行時間は109×2/(2×109)=110^9\times2/(2\times10^9)=1秒です。

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