データベース管理システム及びその機能(保全機能,データ機密保護機能)

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用語解説

DBMS(データベース管理システム)は、データベースの定義、データの検索・更新、同時実行制御、障害回復、アクセス制御などの機能をまとめて提供するソフトウェアです。データの整合性、機密性、可用性を保ちます。

■ 試験で押さえるポイント

  • 保全機能(障害回復)は、バックアップと更新の記録(ログ)を使って、障害の前の整合した状態にデータを戻します。

  • データ機密保護機能は、利用者ごとに表や列への操作の権限を与えたり(GRANT)取り消したり(REVOKE)します。ビューを使うと、見せてよい行や列だけを公開できます。

  • 同時実行制御(排他制御)は、複数のトランザクションが同じデータを更新しても矛盾が起きないようにロックをかけます。

  • データベースの暗号化や監査ログの取得も、機密保護と事後の追跡に使われます。

機能

目的

手段の例

データ機密保護

権限のない利用者のアクセスを防ぐ

GRANT/REVOKE、ビュー、暗号化

同時実行制御

同時更新でも矛盾させない

ロック(排他制御)

障害回復(保全)

障害の前の状態に戻す

バックアップ、ログ、ロールバック、ロールフォワード

整合性制約

誤ったデータの登録を防ぐ

主キー、外部キー、検査制約

■ 過去問での着眼点

DBMSの機能と目的の組合せが問われます。同時更新の矛盾を防ぐのは排他制御、障害からの復旧はログとバックアップ、不正アクセスの防止はアクセス権の設定です。