KGI・KPI・PDCAを数字で理解する|業務改善の指標を選ぶ練習
KGI、KPI、PDCAは略語を別々に覚えるより、「目標を決め、途中経過を測り、改善する」という一つの流れで理解すると整理しやすくなります。
KGIは到達点、KPIは途中の測定値
KGI(重要目標達成指標)は、最終的に達成したい成果を数値にしたものです。KPI(重要業績評価指標)は、その成果に向かう過程を測る数値です。たとえば通信販売サイトで「月間注文数1,200件」をKGIとしたら、訪問者数や購入率をKPIとして追えます。
訪問者数が40,000人、購入率が3%なら、期待される注文数は40,000×0.03=1,200件です。注文数を1,500件に増やすなら、訪問者数を一定とすると必要な購入率は1,500÷40,000=3.75%。購入率を一定とすると必要な訪問者数は1,500÷0.03=50,000人です。
KGI:最終成果。例は「月間注文数」。
KPI:成果につながる過程の数値。例は「訪問者数」「購入率」。
数値の定義を先に決める。「訪問者」を人単位で数えるか、アクセス回数で数えるかで結果が変わります。
PDCAで数字を改善する
Plan(計画)では改善したいKPIと目標値を決めます。Do(実行)で施策を試し、Check(評価)で実測値と目標値の差を確認し、Act(改善)で次の施策に反映します。たとえば商品ページの説明を改善する施策なら、実施前後の購入率を比べます。
購入率が上がっても、同時期に広告や価格が変わったなら、ページ改善だけが原因とは言い切れません。指標は「測れたこと」と「原因が分かったこと」を区別して読みましょう。
確認問題
月間注文数を1,600件にしたい。訪問者数が40,000人のままなら、必要な購入率はいくつですか。答えは1,600÷40,000=0.04、つまり4%です。KGIから必要なKPIを逆算できれば、用語と計算を同時に理解できます。
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