SWOT分析・3C分析・PPM完全攻略|経営戦略とマーケティングの必須フレームワーク徹底解説
ITパスポートのストラテジ系分野において、毎回確実に得点源としたいのが経営戦略・事業分析フレームワークである「SWOT分析」「3C分析」「PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)」です。
企業の現状把握から事業資源の最適配分まで、試験で問われるキーワードの組み合わせと出題パターンを整理します。
1. SWOT分析とクロスSWOT分析の仕組み
SWOT分析とは、企業の「内部環境(強み・弱み)」と「外部環境(機会・脅威)」の4つの軸で現状を客観的に評価・整理するフレームワークです。
分析軸 | プラス要因(好影響) | マイナス要因(悪影響) |
|---|---|---|
内部環境 (自社でコントロール可能) | S (Strength: 強み) 高い技術力、ブランド力、強固な販売網 | W (Weakness: 弱み) 資金不足、人材不足、認知度の低さ |
外部環境 (自社でコントロール不能) | O (Opportunity: 機会) 市場拡大、規制緩和、新技術の普及 | T (Threat: 脅威) 競合参入、法規制強化、少子高齢化 |
さらに試験では、これらを掛け合わせて戦略を導き出す「クロスSWOT分析」が頻出します。特に「強み×機会」を活用する「積極的拡大戦略」が最重要視されます。
2. 3C分析(Customer / Company / Competitor)
事業の外部環境と内部環境を、3つの「C」から多角的に分析するフレームワークです。
- Customer(顧客・市場): 市場規模、成長性、顧客ニーズ、購買行動の変化を分析する。
- Company(自社): 自社の経営資源、売上高、シェア、技術力、ブランド価値を分析する。
- Competitor(競合): 競合他社のシェア、強み・弱み、新製品の動向を分析する。
3. PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)の4象限
PPMとは、縦軸に「市場成長率」、横軸に「相対的市場シェア」をとり、複数事業への経営資源の最適配分を判断する手法です。
象限 | 市場成長率 | 市場シェア | 特徴と投資判断 |
|---|---|---|---|
花形 (Star) | 高 | 高 | 成長市場で優位。売上は大きいが競争維持のため継続投資が必要。 |
金のなる木 (Cash Cow) | 低 | 高 | 市場拡大は鈍化したが、投資を抑えて最大の利益(キャッシュ)を生み出す主力事業。 |
問題児 (Question Mark) | 高 | 低 | 成長市場だがシェアが低い。追加投資で花形を目指すか撤退するかを判断。 |
負け犬 (Dog) | 低 | 低 | 成長も見込めずシェアも低い。早期の撤退・売却を検討する。 |
4. ITパスポート試験で狙われる頻出ポイント
【得点ポイント①】「自社で制御できるものが強み・弱み、市場や法改正など制御できないものが機会・脅威」と見分ける。
【得点ポイント②】「金のなる木で稼いだ資金を問題児へ投資し、花形へと育てる」のがPPMの理想的資金循環。
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