ITサービスマネジメントにおける構成ベースラインの役割

構成ベースライン(Configuration Baseline)とは、合意され承認された特定の時点における構成品目(CI)の構成情報の基準点です。リリース前の確定状態をベースラインとして保持しておくことで、実際のシステム状態と基準を突き合わせる構成監査が可能になり、リリース失敗時の切り戻し(バックアウト)を確実に行うための拠り所となります。したがって正解はウです。 サービスの長期的なパフォーマンス変化の測定は「容量管理(キャパシティ管理)」や「可用性管理」の活動です。 インシデント発生時の証拠分析はインシデント管理や問題管理の調査活動であり、ベースライン確立の直接目的ではありません。 最低限の利用可能レベルを定義するのは「サービスレベル合意(SLA)」や可用性管理の目標設定です。

ITサービスマネジメントにおいて,構成ベースラインを確立することによって可能になることはどれか。

出典平成28年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問12
ア
ITサービスの存続期間を通したパフォーマンスの変化の測定
イ
インシデントが発生したときの問題管理プロセスでの状況証拠の分析
ウ
構成監査及び切り戻しのための基準の提供
エ
サービスを機能させるために必要な最低限の利用可能レベルの定義