システム監査の統計的サンプリングにおける許容誤謬率の定義

統計的サンプリング(内部統制のテスト)において、「許容誤謬率(Tolerable deviation rate)」とは、監査人が内部統制の有効性を評価するにあたり、統制手続からの逸脱(エラー)として受け入れることができる上限の割合です。したがって正解はアです。 サンプリングリスクとは「母集団全体を検証した場合の結論と、サンプルから得られた結論が異なるリスク」です。 特定の例外取引のみを抽出するのは「非統計的サンプリング(有意抽出)」です。 母集団が十分に大きい(数千件以上)場合、統計的サンプルサイズは母集団の大きさにほとんど影響されず一定数となります。

システム監査で用いる統計的サンプリングに関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典平成29年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問1
ア
許容誤謬率とは,監査人が受け入れることができる所定の内部統制からの逸脱率である。
イ
サンプリングリスクとは,固有リスクと統制リスクを掛け合わせた結果である。
ウ
統計的サンプリングとは,特定の種類の例外取引を全て抽出する方法である。
エ
母集団の規模が十分に大きければ,サンプル数を母集団の件数に比例して増やす必要がある。