JIS Q 20000におけるマルチサービスを対象とするSLAの策定

JIS Q 20000において、SLAはサービス提供者と顧客との間で合意される文書であり、提供形態に応じて「サービスベースのSLA(同一サービスを利用する複数顧客共通)」「顧客ベースのSLA(特定顧客が受ける複数のサービスを1つのSLAに包含)」などを柔軟に選択できます。したがって正解はウです。 SLAにはサービス提供者の責任だけでなく、顧客側が果たすべき前提責任(設備環境や連絡窓口等)も明記されます。 目標は提供者視点ではなく顧客・ビジネス視点で測定可能かつ必要不可欠な項目に絞り込んで合意します。 SLA自体に合意された具体的なサービス内容や目標水準(可用性・応答時間等)が直接規定されます。

JIS Q 20000-2:2018(サービスマネジメントシステムの適用の手引)によれば,サービスレベル合意書(SLA)の作成に関する記述として,適切なものはどれか。

出典平成29年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問11
ア
SLAでは,顧客の責任は規定せずに,サービス提供者の責任を規定する。
イ
SLAにおいて設定する目標は,サービス提供者の視点でできるだけ多く定義する。
ウ
ある顧客に対して複数のサービスを提供する際に,一つのSLAで複数のサービスを対象とすることができる。
エ
利用するサービスに関する情報は,サービスカタログに収録されている情報に限定し,SLAには記載しない。