ライトバック方式を使用する目的

ライトスルー方式とライトバック方式には、次のような違いがあります。ライトスルー方式(writethrough)CPUから書き込む命令が出たときにキャッシュメモリと同時に主記憶にも書き込む方式。 このため正解は「エ」です。 ライトスルー方式を使用する目的です。ライトバック方式では、キャッシュと主記憶の内容が常に一致しているわけではありません。 ライトスルー方式を使用する目的です。キャッシュミスが発生すると、キャッシュ内の必要のないデータを主記憶に移動し、要求されたデータを主記憶からキャッシュにコピーします。ライトバック方式では該当データがキャッシュから追い出されたタイミングで主記憶に書き出すので、一貫性を保つために書き戻し処理が必要となります。 ライトスルー方式を使用する目的です。ライトスルー方式と比較した場合、ライトバック方式の同期制御は複雑になります。

キャッシュの書込み方式には,ライトスルー方式とライトバック方式がある。ライトバック方式を使用する目的として,適切なものはどれか。

出典平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問9
ア
キャッシュと主記憶の一貫性(コヒーレンシ)を保ちながら,書込みを行う。
イ
キャッシュミスが発生したときに,キャッシュの内容の主記憶への書き戻しを不要にする。
ウ
個々のプロセッサがそれぞれのキャッシュをもつマルチプロセッサシステムにおいて,キャッシュ管理をライトスルー方式よりも簡単な回路構成で実現する。
エ
プロセッサから主記憶への書込み頻度を減らす。