マルウェアMiraiの動作

Mirai は、ルータやネットワークカメラ、デジタルビデオレコーダ(DVR)などのIoT機器を主な標的として2016年に大流行したボットマルウェアです。初期設定のまま変更されていない脆弱な管理者ID・パスワード(辞書攻撃リスト)を用いてTelnetポート(23番や2323番)への総当たりログインを試行して感染を拡大し、C&Cサーバから指令を受信して標的への大規模なDDoS攻撃を実行しました。 ア:Webサーバの脆弱性を突いたWebサイト改ざんはMiraiの主要な感染・攻撃動作ではありません。 イ:Web改ざんによる不正スクリプト挿入(ドライブバイダウンロード等)はMiraiの動作ではありません。 ウ:ファイル共有ソフトを介して情報漏えいを引き起こすマルウェア(Antinnyや山田オルタナティブ等)の説明です。 エ:正解です。telnetポートに対して工場出荷時の弱いパスワードでログイン試行してIoT機器に感染を広げ、C&Cサーバからの指令でDDoS攻撃を行うMiraiの特徴です。

マルウェアMiraiの動作はどれか。

出典平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問11
ア
IoT機器などで動作するWebサーバの脆弱性を悪用して感染を広げ,WebサーバのWebページを改ざんし,決められた日時に特定のIPアドレスに対してDDoS攻撃を行う。
イ
Webサーバの脆弱性を悪用して企業のWebページに不正なJavaScriptを挿入し,当該Webページを閲覧した利用者を不正なWebサイトへと誘導する。
ウ
ファイル共有ソフトを使っているPC内でマルウェアの実行ファイルを利用者が誤って実行すると,PC内の情報をインターネット上のWebサイトにアップロードして不特定多数の人に公開する。
エ
ランダムなIPアドレスを生成してtelnetポートにログインを試行し,工場出荷時の弱いパスワードを使っているIoT機器などに感染を広げるとともに,C&Cサーバからの指令に従って標的に対してDDoS攻撃を行う。