クラスDのIPアドレスの用途

IPv4アドレスのクラス体系において、先頭4ビットが「1110」で始まるアドレス空間(`224.0.0.0/4`:`224.0.0.0`〜`239.255.255.255`)は クラスD に分類され、 IPマルチキャスト通信 専用として予約されています。同一グループに属する複数のホスト宛てに、UDPを用いて音声や映像配信、ルーティング情報(OSPFやRIPv2等)などのパケットを効率よく一斉配信する際に利用されます。 ア:DHCPサーバからIPアドレスを取得できない際に端末が自動設定するリンクローカルアドレス(APIPA)は `169.254.0.0/16`(クラスB空間の一部)です。 イ:将来の研究・実験用として予約されているのは「クラスE(`240.0.0.0/4`)」です。 ウ:正解です。クラスDのアドレスはUDP等を用いたマルチキャスト通信(グループ一斉配信)に使用されます。 エ:小規模ネットワーク等で使用されるプライベートIPアドレスは `10.0.0.0/8`、`172.16.0.0/12`、`192.168.0.0/16`(クラスA/B/C)です。

クラスDのIPアドレス(224.0.0.0〜239.255.255.255)に関する記述として,適切なものはどれか。

出典平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問19
ア
DHCPサーバが見つからないときの自動設定アドレスに使用される。
イ
IETFでの実験用アドレスとして予約されており,一般には使用されない。
ウ
UDPなどを用いるマルチキャスト通信で使用される。
エ
小規模なネットワークでプライベートアドレスとして使用される。