リレーショナルデータベースにおける導出表とビューの特徴

正解は「エ」です。 関係データベースにおける表は、物理的な実体としてデータを格納する「基底表(実表: base table)」と、基底表や他の表に対する問合せ(SELECT文)によって動的に導出される仮想的な表である「導出表(derived table)」に大別されます。 CREATE VIEW によってスキーマ内に名前を定義して再利用できるようにした仮想表が「ビュー(View)」であり、ビューは導出表の代表的な形態の一つです(FROM句内のインラインビュー/サブクエリも名前を持たない導出表です)。 導出表は関係代数演算(射影、選択、結合、和など)や問合せによって得られるリレーション(表)であり、単に算術演算で得られた属性の組に限定されるものではありません。 導出表(ビュー)は問合せ定義のみを保持し実体データを重複して格納しないため、実表を冗長化するものではありません(むしろデータの冗長性を排除しつつ柔軟なアクセスを提供します)。 ビューとしてCREATE VIEWで名前を付けることができますし、FROM句のサブクエリでも AS 表名 のように別名を付与して名前をもつことができます。

導出表に関する記述として,適切なものはどれか。

出典平成30年春期 午前Ⅱ
ア
算術演算によって得られた属性の組である。
イ
実表を冗長にして利用しやすくする。
ウ
導出表は名前をもつことができない。
エ
ビューは導出表の一つの形態である。