B+木インデックスとビットマップインデックスの特性比較

正解は「エ」です。 インデックス方式の特徴と適用領域の比較は以下のとおりです。 ビットマップインデックス: 列の値ごとにビット列(各行がその値を持つか否かを1/0で表す)を保持する方式です。性別、フラグ、ステータスなどの「カーディナリティ(値の種類の数)が小さい(少数の異なる値をもつ)列」に対して極めて有効です。ビット演算(AND、OR、NOT)による高速な複数条件合成が可能です。 B+木インデックス: ツリー構造でキー値とポインタを管理する方式で、社員番号や金額など「カーディナリティが大きい(多数の異なる値をもつ)列」や、BETWEEN句などの「範囲指定検索」に対して極めて有効です。 したがって、「少数の異なる値をもつ列への検索は,ビットマップインデックスの方が有効である」とする選択肢エが適切です。 AND操作やOR操作をビット演算(CPUレベルのビット単位論理演算)で高速に処理できるのは、ビットマップインデックスの大きな強みです。 BETWEENを用いた範囲指定検索は、リーフノードがキー順にポインタで連結されている B+木インデックスの方が有効です。 B+木インデックスは通常、否定条件(NOT)の検索には適用できずフルスキャンになります。一方、ビットマップインデックスはビット反転演算によって否定検索も容易に行えます。

B+木インデックスとビットマップインデックスを比較した説明のうち,適切なものはどれか。

出典平成30年春期 午前Ⅱ
ア
AND操作やOR操作だけで行える検索は,B+木インデックスの方が有効である。
イ
BETWEENを用いた範囲指定検索は,ビットマップインデックスの方が有効である。
ウ
NOTを用いた否定検索は,B+木インデックスの方が有効である。
エ
少数の異なる値をもつ列への検索は,ビットマップインデックスの方が有効である。