n人が相互に暗号通信を行う場合の公開鍵暗号方式における必要鍵数

正解は「イ」です。 暗号方式における必要鍵数の導出は以下のとおりです。 公開鍵暗号方式: 各参加者が自分用の鍵ペア(公開鍵1個、秘密鍵1個の計2個)を生成して保持します。相手が何人であっても、相手の公開鍵を使って暗号化し、自分の秘密鍵で復号するため、参加者1人につき2個の鍵があれば相互通信が成り立ちます。したがって、$n$ 人が相互通信を行う場合に必要な鍵の総数は $2 \times n = 2n$ 個となります。 共通鍵暗号方式(参考): 通信を行うペアごとに異なる秘密の共通鍵が1個必要となるため、$n$ 人から2人を選ぶ組合せ数である $\frac{n(n - 1)}{2}$ 個の鍵が必要となります。 問題文では「公開鍵暗号方式」かつ「一組の公開鍵と秘密鍵は2個と数える」と指定されているため、必要な鍵の総数は $2n$ 個(選択肢イ)です。

公開鍵暗号方式を使った暗号通信を nn 人が相互に行う場合,全部で何個の異なる鍵が必要になるか。ここで,一組の公開鍵と秘密鍵は 2 個と数える。

出典平成30年春期 午前Ⅱ
ア
n+1n + 1
イ
2n2n
ウ
n(n−1)2\frac{n(n - 1)}{2}
エ
log⁡2n\log_2 n