第2正規形から第3正規形への推移的関数従属性の排除条件
正解は「イ」です。 リレーショナルデータベースにおける各正規形の定義は以下のとおりです。 第1正規形: すべての属性値が原子値(単一の値)であること。 第2正規形: 第1正規形であり、かつすべての非キー属性が候補キーに対して完全関数従属していること(部分関数従属性が存在しないこと)。 第3正規形: 第2正規形であり、かつすべての非キー属性が候補キーに対して推移的に関数従属していないこと(主キー以外の属性を介した関数従属性・推移的関数従属性が排除されていること)。 したがって、第2正規形である関係が第3正規形でもあるための条件は「主キーから非主キーへの推移的関数従属性が存在しないこと」です。 すべての非主キー属性が候補キーに完全関数従属し、部分関数従属性が成立しないことは「第2正規形」の定義です。 すべての属性のドメイン(定義域)が単一の不可分な値(原子値)のみから構成されることは「第1正規形」の定義です。 ボイス・コッド正規形(BCNF)の定義に近い表現ですが、正しくは任意の関数従属 $A \rightarrow B$ において $A$ が超キーであることです。「$B$ が非キー属性であること」は条件として誤りです。
推移関数従属
正規化
正規化の調整方法
第2正規形である関係
R
R
R
が,第3正規形でもあるための条件として,適切なものはどれか。
出典
平成30年春期 午前Ⅱ
ア
いかなる部分従属性も成立しない。
イ
推移的関数従属性が存在しない。
ウ
属性の定義域が原子定義域である。
エ
任意の関数従属
A
→
B
A \rightarrow B
A
→
B
に関して,
B
B
B
は非キー属性である。
【正解・解説】第2正規形から第3正規形への推移的関数従属性の排除条件|平成30年春 午前Ⅱ | IT資格ラボ