キャッシュメモリ

キャッシュメモリと主記憶との同期をとる書込み方式には2種類があります。「キャッシュメモリと主記憶の両方を書き換える」のがライトスルー方式、「主記憶の書換えはキャッシュメモリから当該データが追い出されるときに行う」のがライトバック方式です。 このため正解は「ウ」です。 キャッシュメモリに目的のデータが存在しないと主記憶を探索することになりますが、この時に割込みは発生しません。 キャッシュメモリは、CPUと主記憶の速度差を埋めるために設置されます。主記憶と仮想記憶の間に設置されるのはディスクキャッシュです。 確かに半導体メモリのアクセス速度は向上していますが、CPUとの速度差は処理装置の加速度的な高性能化により益々拡大しているのが現状です。このためキャッシュメモリの必要性は以前より高くなってきていると言えます。

キャッシュメモリに関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問11
ア
キャッシュメモリにヒットしない場合に割込みが生じ,プログラムによって主記憶からキャッシュメモリにデータが転送される。
イ
キャッシュメモリは,実記憶と仮想記憶とのメモリ容量の差を埋めるために採用される。
ウ
データ書込み命令を実行したときに,キャッシュメモリと主記憶の両方を書き換える方式と,キャッシュメモリだけを書き換えておき,主記憶の書換えはキャッシュメモリから当該データが追い出されるときに行う方式とがある。
エ
半導体メモリのアクセス速度の向上が著しいので,キャッシュメモリの必要性は減っている。