個人情報保護法における安全管理措置と取扱い事例

正解は「ウ」です。 個人情報保護法に基づく安全管理措置における各事例の評価は次のとおりです。 a:適切。個人データを取り扱う電子媒体や書類は、盗難・紛失を防ぐため施錠可能な書庫・キャビネット等に保管することが求められます。 b:不適切。個人データの取得、利用、保存、提供、削除・廃棄などの段階ごとに、具体的な取扱い規律(安全管理規程やマニュアル)を整備・策定することが義務付けられています。 c:適切。利用目的を終えた紙媒体の個人情報は、復元不可能な方法(溶解処理や適切なシュレッダー処理)で速やかに廃棄することが望ましい安全管理措置です。 d:不適切。宅配業者への委託に伴う個人データ提供は委託業務に必要最小限の範囲に限られるため、配送対象でない顧客の個人データまで含めて渡すことは利用目的外の不適切な提供となります。 したがって、管理上「 適切でないもの 」の組合せは「b,d」です。 aは適切な管理措置であるため誤りです。 cは適切な管理措置であるため誤りです。 cは適切であり、bが含まれていないため誤りです。

個人情報取扱事業者における個人情報の管理に関する事例a~dのうち,個人情報保護に関する管理上,適切でないものだけを全て挙げたものはどれか。

  1. a

    営業部門では,許可された者だけが閲覧できるように,顧客リストを施錠管理できるキャビネットに保管している。

  2. b

    総務部門では,住所と氏名が記載された社員リストを,管理規程を定めずに社員に配布している。

  3. c

    販促部門では,書店で市販されている名簿を購入し,不要となったものは溶解処理している。

  4. d

    物流部門では,運送会社に配送作業を委託しており,配送対象とはならない顧客も含む全顧客の住所録をあらかじめ預けている。

出典平成30年度春期 ITパスポート試験 公開問題 問14
ア
a,b
イ
b,c
ウ
b,d
エ
c,d