システム監査人に求められる外観的・精神的独立性

正解は「ア」です。 システム監査基準において、システム監査人に最も厳格に求められる基本的要件は「独立性(外観上の独立性および精神上の独立性)」です。 監査人が客観的・中立的な立場から公正な監査判断を下すためには、監査対象部門やシステム開発・運用担当部署と利害関係や身分上の従属関係を持たない「監査対象からの独立性」が不可欠です。 システム全体の監査においては、個別の詳細なプログラミング技術等の知識よりも、監査の体系的手法やガバナンス、管理統制に関する知見が重視されます。 被監査業務の実務経験者であることは独立性を損なうおそれ(自己監査の禁止)があり、必須要件ではありません。 問題点の改善計画策定や実行能力は被監査部門の責務であり、監査人は助言・勧告にとどまり改善の実行責任は持ちません。

システム監査を実施することになり監査チームを編成した。チームに参画する全ての監査人に対して,共通して求められる要件はどれか。

出典平成30年度春期 ITパスポート試験 公開問題 問45
ア
監査対象からの独立性
イ
監査対象システムの詳細な技術知識
ウ
監査対象となっている業務の実務経験
エ
監査対象部署の問題点に対する改善能力