電子データの暗号化とアクセス制限による情報漏えい対策

正解は「エ」です。 電子化された顧客名簿などの機密データを暗号化して保存しておけば、万が一PCや記憶媒体の盗難・紛失、不正アクセスなどによってファイルが第三者に持ち出された場合でも、暗号化を解除する復号鍵がなければデータを読み取ることができないため、情報漏えいの被害を実質的に防ぐことができます。 デジタル署名は、作成者の本人証明(なりすまし防止)とデータが改ざんされていないことの証明(完全性保証)を行う技術であり、データの盗聴や情報漏えいを防ぐものではありません。 バックアップの取得は、データ破損や機器故障時の復旧(可用性の確保)を目的とするものであり、情報漏えいの防止には寄与しません。 RAIDは複数ディスクによる冗長化や高速化(信頼性・可用性の向上)を図る技術であり、データ自体は平文で書き込まれるため漏えい防止策にはなりません。

A社では紙の顧客名簿を電子化して,電子データで顧客管理を行うことにした。顧客名簿の電子データからの情報漏えいを防ぐ方法として,適切なものはどれか。

出典平成30年度春期 ITパスポート試験 公開問題 問98
ア
データにデジタル署名を付与する。
イ
データのバックアップを頻繁に取得する。
ウ
データをRAIDのディスクに保存する。
エ
データを暗号化して保存する。