システム受入テストにおける委託元・受託者間の監査要点

正解は「ウ」です。 システム開発を外部委託する場合の受入テスト(受入確認)において、システム監査人が委託元(発注者)に対して確認すべき最も適切な着眼点は、「委託元自らが主体となって受入テスト計画を策定し、事前に合意された受入基準に基づいて適切にテストを実施・検証しているか」です。 受入テストは、納入物が発注仕様や業務要件を真に満たしているかを委託元自身が最終確認する責任あるプロセスであるため、受託者任せにせず委託元が責任を持って計画・実施する必要があります。 ユーザ受入テストは、委託者自身が成果物を確かめるテストです。受託者に実施させていても、委託者が受け入れてよいかを確認したことにはなりません。 受託者がユーザ受入テスト計画書を納品していることは、委託者が受入テストを適切に実施したかどうかの確認になりません。受入テストの計画は委託者が作成するものです。 監査人は、監査対象の業務から独立していなければなりません。監査人がユーザ受入テスト計画を策定するのは不適切です。

システム開発委託先(受託者)から委託元(委託者)に納品される成果物に対するユーザー受入テストの適切性を確かめるためのシステム監査の要点はどれか。

出典平成31年 春期 応用情報技術者試験 午前 問57
ア
委託者が作成したユーザー受入テスト計画書に従って,受託者が成果物に対してユーザー受入テストを実施していること
イ
受託者が成果物と一緒にユーザー受入テスト計画書を納品していること
ウ
受託者から納品された成果物に対して,委託者が要件定義に基づきユーザー受入テストを実施していること
エ
受託者から納品された成果物に対して,監査人がユーザー受入テスト計画を策定していること