標準原価計算における標準原価算定・差異分析の手順

正解は「イ」です。 標準原価計算は、事前に設定された目標・指標となる「標準原価」と、実際に発生した「実際原価」を比較して原価差異を把握・分析し、原価管理を効果的に行う会計手法です。 標準原価計算の一般的な手続の流れ: 1. 原価標準の設定(製品 1 単位あたりの標準原価の設定) 2. 標準原価の算定(原価標準 × 実際の生産数量) 3. 【a:実際原価の算定】(実際に要した製造費用の集計・計算) 4. 【b:標準原価差額の算定】(標準原価と実際原価の差額の算出) 5. 【c:原価差異分析】(差額を材料費差異・労務費差異・製造間接費差異等に分解・原因究明) 6. 原価差異の会計処理および原価報告 したがって、a = 実際原価の算定、b = 標準原価差額の算定、c = 原価差異分析 となる「イ」が正解です。 b と c が逆です。原価差異分析は、標準原価差額を計算した後に、その差額を材料費差異などに分けて原因を調べる手続です。 実際原価を計算する前には、標準原価との差額を計算できません。実際原価の計算が最後になっているので誤りです。 実際原価の計算(b)より前に標準原価差額(a)を計算することになり、順序が成り立ちません。

図に示す標準原価計算の手続について, a ~ c に該当する適切な組合せはどれか。

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出典平成31年 春期 応用情報技術者試験 午前 問77

 a 

 b 

 c 

ア

実際原価の計算

原価差異分析

標準原価差額の計算

イ

実際原価の計算

標準原価差額の計算

原価差異分析

ウ

標準原価差額の計算

原価差異分析

実際原価の計算

エ

標準原価差額の計算

実際原価の計算

原価差異分析