フルバックアップ間隔延長によるデータベース障害復旧時間の影響

データベースの媒体障害からの復旧は「直近のフルバックアップのリストア」+「その後の更新ログ(REDOログ)の反映(ロールフォワード)」によって行われます。フルバックアップの取得間隔を2倍にすると、障害発生直前までの蓄積される更新ログの平均量が約2倍になるため、復旧時にロールフォワードで反映する平均処理時間が約2倍になります。したがって正解はアです。 フルバックアップはデータベース全体の現在状態を保存するため、取得間隔を延ばしてもデータ量が2倍になるわけではありません。 データ量が半減する理由はありません。 フルバックアップ自体の取得処理時間はデータベースの総容量に依存するため、取得間隔が2倍になっても処理時間はほぼ変わりません。

データの追加・変更・削除が,少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍にした。このとき,データベースのバックアップ又は復旧に関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典平成31年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問12
ア
復旧時に行うログ情報の反映の平均処理時間が約2倍になる。
イ
フルバックアップ取得1回当たりの磁気テープ使用量が約2倍になる。
ウ
フルバックアップ取得1回当たりの磁気テープ使用量が約半分になる。
エ
フルバックアップ取得の平均処理時間が約2倍になる。