ソフトウェア廃棄プロセスにおける利用者通知と廃止時期の協議

JIS X 0160(ソフトウェアライフサイクルプロセス)の「ソフトウェア廃棄プロセス」において、システムやソフトウェアの運用停止・廃止に際しては、事前に廃止計画や代替措置等の活動内容を利用者に通知し、予定される廃止時期や影響について利用者と十分に協議・合意形成を行うことがタスクとして規定されています。したがって正解はイです。 法的義務や監査証跡、将来の参照のために設計文書等の重要記録は一定期間保管する必要があります。 業務データは法令上の保存期間に従ってアーカイブ・移行する必要があり、無条件に即時破棄してはなりません。 事前の予告や協議なしに一方的にサービスを停止することは利用者に重大な損害を与えるため不適切です。

ソフトウェアライフサイクルプロセスにおいて,ソフトウェア廃棄の実行アクティビティで実施するタスクのうち,適切なものはどれか。

出典平成31年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問23
ア
ソフトウェア製品の廃止後は,ソフトウェア製品だけでなく,全ての関連開発文書も破棄する。
イ
ソフトウェア製品の廃止の計画及び活動を利用者に通知し,予定した廃止の時期について,利用者と協議する。
ウ
廃止したソフトウェア製品で使用されたデータは,速やかに破棄する。
エ
利用者の合意が得られない場合でも,保守契約の満了日をもって予告なくサービスを停止する。