分散データベースの通信負荷を削減するセミジョイン法(半結合)

分散型データベースにおける結合処理の通信オーバーヘッド削減手法に関する問題です。 セミジョイン法(Semi-Join: 半結合法)では、以下の手順で結合を行います。 サイトAの表から結合キー属性のみを射影して取り出し、サイトBへ送信する。 サイトBにおいて、送られてきた結合キーと合致する行のみを絞り込む。 サイトBで絞り込まれた必要な行のみをサイトAへ返送し、最終的な結合を完了する。 結合に関係のない不要な列や不一致行をネットワーク上で転送しないため、表全体の転送に比べて通信負荷を劇的に削減することができます。したがって、ウ が正解です。 入れ子ループ法を分散環境でそのまま実行すると、外側表の行ごとにリモートアクセスが発生するか表全体の転送が必要となり、通信負荷が極めて大きくなります。 インデックスジョイン法はインデックスを活用した結合手法ですが、分散環境でのネットワーク転送量削減に特化した手法ではありません。 マージジョイン法(ソートマージ結合)はソート済み表同士を突き合わせる手法ですが、分散環境で実行するには一方または双方の表全体を転送する必要があり、通信負荷が大きくなります。

分散型データベースで結合演算を行うとき,通信負荷を最も小さくすることができる手法はどれか。ここで,データベースは異なるコンピュータ上に格納されており,かつ結合演算を行う表の行数が,双方で大きく異ならないものとする。

出典平成31年春期 午前Ⅱ
ア
入れ子ループ法
イ
インデックスジョイン法
ウ
セミジョイン法
エ
マージジョイン法