Webシステムの可用性を高めるロードバランサのヘルスチェック機能

Webシステムの可用性とスケーラビリティを高めるロードバランサ(負荷分散装置)の機能に関する問題です。 ロードバランサは、配下に接続されている複数のWebサーバに対して定期的に死活監視(ヘルスチェック: ping、TCPポート接続、HTTPステータス確認等)を実施します。ヘルスチェックに失敗(タイムアウトやエラー応答)した異常サーバを自動的に振分け対象から除外することで、エンドユーザーに障害の影響を与えることなくシステムの継続稼働を維持します。 したがって、エ の記述が適切です。 Webブラウザのキャッシュ機能は静的コンテンツの再リクエストを抑制するものであり、ロードバランサに到達したトラフィックの分散を偏らせる主因ではありません。 ロードバランサは各サーバの死活状態を常に監視し、稼働中の正常なサーバのみを選択してリクエストを転送します。 一般にロードバランサ自身が単一のグローバルIPアドレスを持ち、配下のWebサーバ群にはプライベートIPアドレスを割り当てて負荷分散を行うため、全サーバに個別の固定グローバルIPアドレスを割り当てる必要はありません。

Webシステムの負荷分散技術の一つである,ロードバランサ方式の特徴として,最も適切なものはどれか。

出典平成31年春期 午前Ⅱ
ア
Webブラウザのキャッシュ機能によって負荷が均等に分散しない場合がある。
イ
接続されたサーバの死活状態をロードバランサは考慮せずに選択する。
ウ
複数のサーバそれぞれにグローバルIPアドレスの固定割当てが必要になる。
エ
ヘルスチェックに失敗しているサーバをロードバランサは選択しない。