DRAMのROWアドレス数と平均リフレッシュ周期の計算

DRAMでは、アドレス線をピンマルチプレクス方式(ROWアドレスとCOLUMNアドレスで時分割共有)で入力します。 1. 全ROWアドレス数 : アドレス線が 10本 であるため、選択可能なROWアドレスの総数は: $$2^{10} = 1,024 ext{ 個}$$ 2. 平均リフレッシュ周期 : 51.2ミリ秒($= 51,200$ マイクロ秒)の間に、これら 1,024個の全ROWアドレスを順次選択してリフレッシュする必要があります。1回のリフレッシュに割り当てられる平均周期 $T_{ref}$ は: $$T_{ref} = rac{51,200 ext{ マイクロ秒}}{1,024} = 50 ext{ マイクロ秒}$$ したがって、平均リフレッシュ周期は 50マイクロ秒 となり、正解は ウ です。 ア: 0.049は、単位をミリ秒とマイクロ秒で取り違えて割算を反転させた誤りです。 イ: 12.8は、全容量 1Mワード($2^{20}$)を直接割算に用いるなど計算過程を誤った値です。 エ: 2,560は、ROWアドレス数ではなく別の係数を用いて計算した誤りです。

アドレス線が10本で,1Mワードの容量をもつDRAMがある。リフレッシュのためにDRAM内の全ROWアドレスを51.2ミリ秒の間に少なくとも1回は選択する必要がある。このときの平均リフレッシュ周期は何マイクロ秒か。

出典平成31年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問12
ア
0.049
イ
12.8
ウ
50
エ
2,560