ソフトウェアテスト用テストダブル(スタブ/ドライバ)の定義

ソフトウェアテストにおいて、テスト対象モジュールから呼び出される下位の未完成モジュールや外部ハードウェアの代わりとして、所定の定型応答やダミーデータを返す模擬モジュールのことを スタブ(Stub) と呼びます。本問のように、未完成の周辺ハードウェアをエミュレーションして上位のアプリケーションや制御ロジックの動作検証を可能にするデバイスドライバは、テスト対象から見れば下位の依存先を代替する スタブ の役割を果たしています。したがって、正解は エ です。 ア: CPUシミュレータは、ホストPC上でターゲットCPUの機械語命令の実行サイクルを忠実にソフトウェア模倣するツールです。 イ: インサーキットエミュレータ(ICE)は、実機のマイコンソケット等にプローブを接続してCPUの物理的動作をハードウェア的にエミュレーションする測定・デバッグ装置です。 ウ: 仮想デバイスドライバは仮想マシン環境等で物理デバイスを抽象化する用語であり、テスト工学における役割名称としてはスタブが正確です。

組込みソフトウェア開発を行うために,ターゲットシステム上で未完成の周辺ハードウェアが正しく動作しているようにエミュレーションするデバイスドライバを開発した。このデバイスドライバのソフトウェアテストにおける役割はどれか。

出典平成31年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22
ア
CPUシミュレータ
イ
インサーキットエミュレータ
ウ
仮想デバイスドライバ
エ
スタブ