パスワード盗聴対策と総当たり攻撃対策の組合せ

正解は「イ」です。 Webサイトにおける各攻撃への適切なセキュリティ対策は次のとおりです。 パスワードの盗聴への対策:通信経路上でデータを傍受されても中身を解読されないように、通信を暗号化する技術(TLS/HTTPSによる通信路暗号化、パスワード暗号化)が極めて有効です。 総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)への対策:考えられるすべての文字列を機械的に連続試行してログインを試みる攻撃であるため、一定回数認証に失敗した場合に一時的または恒久的にアカウントを停止する「アカウントロックアウト」の設定が直接的な対策となります。 したがって、パスワードの盗聴対策:通信経路の暗号化(またはパスワード暗号化)、総当たり攻撃対策:アカウントロックアウト の組合せである「イ」が正解です。 総当たり攻撃に対して通信経路の暗号化を適用しても、無制限のログイン試行自体は防げないため不適切です。 シングルサインオンは利便性向上や集中管理のための仕組みであり、総当たり攻撃の防御対策にはなりません。 パスワードを複雑にしても通信が平文であれば盗聴可能であり、盗聴対策としては通信経路の暗号化が必要です。

ログイン機能をもつWebサイトに対する,パスワードの盗聴と総当たり攻撃へのそれぞれの対策の組合せとして,最も適切なものはどれか。

出典平成31年度春期 ITパスポート試験 公開問題 問59

パスワードの盗聴

総当たり攻撃

ア

暗号化された通信でパスワードを送信する。

シングルサインオンを利用する。

イ

暗号化された通信でパスワードを送信する。

パスワードの入力試行回数を制限する。

ウ

推測が難しい文字列をパスワードに設定する。

シングルサインオンを利用する。

エ

推測が難しい文字列をパスワードに設定する。

パスワードの入力試行回数を制限する。