専用回線WANにおける回線冗長化による可用性向上

正解は「ア」です。 可用性(Availability)とは、情報システムやネットワークが障害時でも停止することなく、正規の利用者がいつでも継続して利用できる特性(稼働率の高さ)のことです。 異なる通信事業者が提供する別回線を加えた「回線の二重化(マルチキャリア冗長化)」を行うことで、一方の回線に物理的切断や通信障害が発生しても他方の回線で通信を継続できるため、ネットワーク全体の可用性を大幅に高めることができます。 パケットの誤り検知・訂正は、伝送データの正確性を保証する「完全性(Integrity)」を高める施策です。 送信側でのウイルス検査は、マルウェア混入を防ぎデータの正確性と安全性を保つ「完全性」等を高める施策です。 パケットの暗号化は、盗聴を防止して不正なデータ取得を防ぐ「機密性(Confidentiality)」を高める施策です。

二つの拠点を専用回線で接続したWANでパケットを送受信する場合,可用性を高める例として,適切なものはどれか。

出典平成31年度春期 ITパスポート試験 公開問題 問64
ア
異なる通信事業者が提供する別回線を加え,2回線でパケットを送受信する。
イ
受信側でパケットの誤りを検知し訂正する。
ウ
送信側でウイルス検査を行い,ウイルスが含まれないパケットを送る。
エ
送信側でパケットを暗号化して送る。