ベンダ選定手順と評価基準の事前確立

ベンダ選定の公平性・透明性・客観性を確保するためには,RFP提示及び提案受領の前に,提案書の評価項目,評価基準,要求事項ごとの重み付けルール,選定手順をあらかじめ明確に確立しておく必要があります。 特定のベンダにのみ再提案の救済措置を講じることは,選定の公平性を著しく損ないます。 現行システム担当ベンダを恣意的に優遇する評価を行うことは不公正な選定となります。 選定前に全ベンダに内示書を発行することは契約実務上重大な誤りです。

RFIに回答した各ベンダに対してRFPを提示した。今後のベンダ選定に当たって,公正に手続を進めるためにあらかじめ実施しておくことはどれか。

出典平成31年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問49
ア
RFIの回答内容の評価が高いベンダに対して,選定から外れたときに備えて,再提案できる救済措置を講じておく。
イ
現行のシステムを熟知したベンダに対して,RFPの要求事項とは別に,そのベンダを選定しやすいように評価を高くしておく。
ウ
提案の評価基準や要求事項の適合度への重み付けをするルールを設けるなど,選定の基準や手順を確立しておく。
エ
ベンダ選定から契約締結までの期間を短縮するために,RFPを提示した全ベンダに内示書を発行して,契約書や作業範囲記述書の作成を依頼しておく。