利用者視点と思考発話法および専門家視点によるヒューリスティック評価

ユーザビリティ評価手法は、被験者としてエンドユーザー(利用者)が実際に参加して実施する「利用者の立場からの評価手法」と、UI/UXの専門家(評価者)がチェックする「専門家の立場からの評価手法(インスペクション法)」に分類されます。 ・思考発話法(シンクアラウンド法):被験者に実際のタスクを操作してもらい、その過程で考えたこと・感じたこと・迷ったことをリアルタイムに口に出してもらい、利用者のメンタルモデルや認知上の問題を分析する「利用者の立場からの評価手法」です。 ・ヒューリスティック評価法:複数の専門家が、ニールセンのユーザビリティ十原則などの既知の経験則(ヒューリスティックス)に照らし合わせてUIの問題点を網羅的に抽出する「専門家の立場からの評価手法」です。 したがって、適切な組合せは「利用者の立場:思考発話法」「専門家の立場:ヒューリスティック評価法」である「ウ」です。 回顧法は、被験者がタスク完了後に録画映像や操作ログを見返しながら当時の思考や感想を振り返る手法であり、専門家視点ではなく「利用者の立場からの評価手法」です。 回顧法・思考発話法はどちらも被験者(利用者)が参加する「利用者の立場からの評価手法」であり、専門家の立場からの手法が含まれていません。 認知的ウォークスルー法は、専門家が想定ユーザーの目標・認知ステップをシミュレーションして問題を発見する手法であり、利用者の立場ではなく「専門家の立場からの評価手法」です。

ユーザーインタフェースのユーザビリティを評価するときの,利用者の立場からの評価手法と専門家の立場からの評価手法の適切な組合せはどれか。

出典令和元年 秋期 応用情報技術者試験 午前 問24

利用者の立場からの評価手法

専門家の立場からの評価手法

ア

アンケート

回顧法

イ

回顧法

思考発話法

ウ

思考発話法

ヒューリスティック評価法

エ

認知的ウォークスルー法

ヒューリスティック評価法