媒体障害発生時におけるフルバックアップとログによるロールフォワード回復

ディスククラッシュなどの媒体障害(メディア障害)では、データベースファイル自体が物理的に破損して読み書き不能になります。 この場合の回復手順は次の通りです: 1. 媒体障害が発生したディスクを交換し、最新のバックアップコピーを適用してバックアップ取得時点の状態に復元する。 2. バックアップ取得以降の更新後ログ(REDOログ)を順次適用(ロールフォワード: 前進復帰)し、障害発生直前までにコミットが完了したすべてのトランザクション結果をデータベースへ反映させる。 これにより、障害直前の最新コミット状態までデータベースを完全に回復できます。 トランザクションの異常終了時(入力誤りやデッドロック等)に更新前ログを用いて作業を取り消す「トランザクション障害」の回復方法です。 システムクラッシュ(電源断やOS停止)などの「システム障害」において、チェックポイント以降にコミット済みのトランザクションを復旧する処理です。 「システム障害」発生時に、チェックポイント時点で未完了(未コミット)だったトランザクションを更新前ログで取り消す(ロールバックする)処理です。

データベースに媒体障害が発生したときのデータベースの回復法はどれか。

出典令和元年 秋期 応用情報技術者試験 午前 問29
ア
障害発生時,異常終了したトランザクションをロールバックする。
イ
障害発生時点でコミットしていたがデータベースの実更新がされていないトランザクションをロールフォワードする。
ウ
障害発生時点でまだコミットもアボートもしていなかった全てのトランザクションをロールバックする。
エ
バックアップコピーでデータベースを復元し,バックアップ取得以降にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。