プロキシ経由の外部WebアクセスにおけるHTTP CONNECTメソッドと送信先ポート

画面転送型VDI(Virtual Desktop Infrastructure)やWebアイソレーション(インターネット分離)環境では、WebサイトとのHTTP/HTTPS通信、コンテンツのレンダリング、ファイルのダウンロードなどのすべての処理がDMZ上の仮想マシン内で完結します。 クライアントPCには、処理結果として描画されたデスクトップ画面の画像データ(ディスプレイ描画プロトコル)のみが転送されるため、悪意あるWebサイトから未知のマルウェアや実行可能コードが手元のPCへダウンロード・侵入することを物理的・論理的に防止できます。 実行ファイル以外のデータ(スクリプト、悪意あるPDF、細工されたOffice文書等)でもPCが感染するリスクがあり、単に実行ファイルを削除するだけでは未知のマルウェアを防げません。 IPsecによるカプセル化は通信経路を暗号化・トンネリングする技術であり、通信内容に含まれるマルウェアがPCへ到達することを防ぐ効果はありません。 不正コード列の検知(シグネチャ照合)による通信制御はゲートウェイ型セキュリティ(IDS/IPS/アンチウイルス)の特徴であり、未知のマルウェアには対応できない限界があります。

内部ネットワークのPCからインターネット上のWebサイトを参照するときに,DMZに設置したVDI(Virtual Desktop Infrastructure)サーバ上のWebブラウザを利用すると,未知のマルウェアがPCにダウンロードされるのを防ぐというセキュリティ上の効果が期待できる。この効果を生み出すVDIサーバの動作の特徴はどれか。

出典令和元年 秋期 応用情報技術者試験 午前 問41
ア
Webサイトからの受信データのうち,実行ファイルを削除し,その他のデータをPCに送信する。
イ
Webサイトからの受信データは,IPsecでカプセル化し,PCに送信する。
ウ
Webサイトからの受信データは,受信処理ののち生成したデスクトップ画面の画像データだけをPCに送信する。
エ
Webサイトからの受信データは,不正なコード列が検知されない場合だけPCに送信する。