未使用IPアドレス空間ダークネットにおいて観測されるサイバー攻撃パケット

ダークネット(ブラックホール空間)は、インターネット上でルーティング可能(到達可能)でありながら、ホストが割り当てられておらず実運用されていないIPアドレス群の空間です。 正規の通信であれば存在しない未使用アドレスへパケットが届くことは原則としてありません。したがって、ダークネットのセンサで観測されるパケットの大部分は、マルウェア(ボットネットやMirai等)が無差別にIPアドレス空間を走査して攻撃対象端末を探索するスキャンパケットや、DoS攻撃の反射パケット、設定ミスによるパケットです。 実在する公開Webサーバへの正規トラフィック(ライブネット上の通信)であり、ダークネットでは観測されません。 実在するノード間で正常に行われる通信であり、未使用アドレス空間であるダークネットへは送信されません。 有効なメールアドレスが所属する実在のメールサーバへ向けて配送されるパケットであり、ダークネット上の通信ではありません。

ダークネットは,インターネット上で到達可能であるが,使われていないIPアドレス空間を示す。このダークネットにおいて観測されるものはどれか。

出典令和元年 秋期 応用情報技術者試験 午前 問43
ア
インターネット上で公開されているWebサイトに対してWebブラウザから送信するパケット
イ
インターネットにつながっており,実在するIoT機器から実在するサーバに送信されるパケット
ウ
マルウェアがIoT機器やサーバなどの攻撃対象を探すために送信するパケット
エ
有効な電子メールアドレスに対して攻撃者が標的型攻撃メールを送信するSMTPのパケット