開発生産性と単価が異なる要員割当てによる開発コスト最小化

正解は ウ です。 各プログラムの規模、納期条件(2か月以内、1人1プログラム担当)、各要員の生産性と単価を整理します: 【要員の単価と生産性(1人月あたり)】 ・要員 A:生産性 2キロステップ/月、単価 1,000千円/月(単価効率: 500千円/キロステップ) ・要員 B:生産性 2キロステップ/月、単価 900千円/月(単価効率: 450千円/キロステップ) ・要員 C:生産性 1キロステップ/月、単価 400千円/月(単価効率: 400千円/キロステップ) 【プログラム規模】 ・x: 4キロステップ ・y: 2キロステップ ・z: 2キロステップ 【要員の割当て検討】 1. プログラム x(4キロステップ):2か月以内で完了させるには、生産性が月2キロステップ以上必要です($4 \div 2 = 2\text{か月}$)。該当する A と B のうち、月単価の安い B(900千円/月)を担当させます。契約月数は 2か月、コストは $900 \times 2 = 1,800\text{千円}$。 2. 残るプログラム y, z(各 2キロステップ)と要員 A, C: ・要員 C(生産性 1キロステップ/月)は、2か月契約でちょうど 2キロステップ完了できます(コスト: $400 \times 2 = 800\text{千円}$)。 ・要員 A(生産性 2キロステップ/月)は、1か月契約で 2キロステップを完了できます(コスト: $1,000 \times 1 = 1,000\text{千円}$)。 これらにより、全員が2か月以内に担当プログラムの開発を完了できます。 【最小合計コストの計算】 $$\text{要員 B (x担当: 2か月)}: 900 \times 2 = 1,800\text{千円}$$ $$\text{要員 C (yまたはz担当: 2か月)}: 400 \times 2 = 800\text{千円}$$ $$\text{要員 A (zまたはy担当: 1か月)}: 1,000 \times 1 = 1,000\text{千円}$$ $$\text{合計コスト} = 1,800 + 800 + 1,000 = 3,600\text{千円}$$ プログラム 担当 期間 コスト(千円) x(4キロステップ) B(2/月、900) 2か月 1,800 y(2キロステップ) A(2/月、1,000) 1か月 1,000 z(2キロステップ) C(1/月、400) 2か月 800 合計 3,600 x は2か月以内に終えるため生産性2の A か B しか担当できず、単価の安い B にします。C は生産性が低くても単価が安いので、2か月かけて z(または y)を担当させるのが最も安くなります。

プログラム x,y,z の開発を 2 か月以内に完了したい。外部から調達可能な要員は A,B,C の 3 名であり,開発生産性と単価が異なる。このプログラム群を開発する最小のコストは,何千円か。ここで,各プログラムの開発は,それぞれ 1 名が担当し,要員は開発生産性どおりの効率で開発できるものとする。また,それぞれの要員は,担当したプログラムの開発が完了する時点までの契約とする。

〔プログラムの規模〕

プログラム

規模(キロステップ)

x

4

y

2

z

2

〔要員の開発生産性と単価〕

要員

開発生産性(キロステップ/月)

単価(千円/月)

A

2

1,000

B

2

900

C

1

400

出典令和元年 秋期 応用情報技術者試験 午前 問54
ア
3,200
イ
3,400
ウ
3,600
エ
3,700