システム監査基準における質問法・監査証拠の入手技法

システム監査基準(平成30年)において、監査証拠を入手するための代表的な監査技法として「チェックリスト法、ドキュメントレビュー法、インタビュー法、ウォークスルー法、突合・照合法、現地調査法、コンピュータ支援監査技法(CAAT)」の7つが規定されています。 「インタビュー法」は、システム監査人が監査対象部門の関係者(業務担当者や管理者等)に直接対面や口頭で質問を行い、回答や証言を入手する技法です。質問に対する回答内容だけでなく、ドキュメントとの整合性検証や新たな監査証拠の手がかりを得るために広く活用されます。 現地調査法は、日常の業務プロセスや物理的セキュリティの遵守状況をありのままに観察・調査する技法であるため、実際の業務が行われている業務時間内に実施するのが原則です。 コンピュータ支援監査技法(CAAT)では、専用監査ソフトウェア(ACLやIDEA等)に限らず、汎用表計算ソフトウェア(Excel等)、SQLクエリツール、スクリプトなど多様なツールが柔軟に利用されます。 チェックリスト法における質問票やチェックリストは、監査の独立性と客観性を担保するために「システム監査人」があらかじめ作成し、監査対象部門に回答を求めるものです。

システム監査基準(平成30年)における監査手続の実施に際して利用する技法に関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典令和元年 秋期 応用情報技術者試験 午前 問59
ア
インタビュー法とは,システム監査人が,直接,関係者に口頭で問い合わせ,回答を入手する技法をいう。
イ
現地調査法は,システム監査人が監査対象部門に直接赴いて,自ら観察・調査するものなので,当該部門の業務時間外に実施しなければならない。
ウ
コンピュータ支援監査技法は,システム監査上使用頻度の高い機能に特化した,しかも非常に簡単な操作で利用できる専用ソフトウェアによらなければならない。
エ
チェックリスト法とは,監査対象部門がチェックリストを作成及び利用して,監査対象部門の見解を取りまとめた結果をシステム監査人が点検する技法をいう。