販売管理システムの受注伝票入力における漏れ・重複防止の監査手続

プルーフリスト(検証リスト: Proof List)は、入力されたデータを一切加工せずにそのまま印刷・出力した一覧リストです。 起票された原票(受注伝票)とシステムから出力されたプルーフリストを1件ずつ突合・照合し、チェック完了の照合印やサインを確認することにより、入力すべき伝票が「漏れなく(網羅性)」かつ「重複せず(一意性・正確性)」システムへ登録されているかを確実に検証できます。 特別値引きなどの例外処理が正当な権限者によって承認されているかを確認する「正当性の検証」であり、入力の網羅性や重複防止の検証ではありません。 論理チェックやフォーマットチェックは入力値の形式や妥当性を検証する統制であり、伝票自体の入力漏れや重複入力を防ぐ統制ではありません。 並行シミュレーション法は、計算ロジックやプログラム処理の正当性を検証する技法であり、入力伝票の網羅性や重複入力を確かめる手続ではありません。

販売管理システムにおいて,起票された受注伝票の入力が,漏れなく,かつ,重複することなく実施されていることを確かめる監査手続として,適切なものはどれか。

出典令和元年 秋期 応用情報技術者試験 午前 問60
ア
受注データから値引取引データなどの例外取引データを抽出し,承認の記録を確かめる。
イ
受注伝票の入力時に論理チェック及びフォーマットチェックが行われているか,テストデータ法で確かめる。
ウ
販売管理システムから出力したプルーフリストと受注伝票との照合が行われているか,プルーフリストと受注伝票上の照合印を確かめる。
エ
並行シミュレーション法を用いて,受注伝票を処理するプログラムの論理の正当性を確かめる。