PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)における花形(Star)の特徴

PPM(Product Portfolio Management: ボストン・コンサルティング・グループ提唱)は、縦軸に「市場成長率」、横軸に「相対的市場占有率」をとった2軸マトリックスで事業や製品を4象限に分類し、経営資源(キャッシュ)の最適配分を判断するフレームワークです。 ・花形(Star: 成長率高・占有率高):売上・市場シェアが大きくキャッシュの流入も多い一方、高成長する市場での競争力維持のために設備投資やマーケティング費用などの継続的なキャッシュ流出(再投資)を多額に必要とするため、正味の資金創出効果(フリーキャッシュフロー)は必ずしも大きくない特徴をもちます。将来的に市場成長が鈍化した際に「金のなる木」へと移行することが期待されます。 「負け犬(Dog: 成長率低・占有率低)」の説明です。利益も出ず将来性もないため、事業撤退や売却が検討されます。 「問題児(Problem Child / Question Mark: 成長率高・占有率低)」の説明です。シェア獲得のため多額の投資が必要であり、投資が成功すれば花形、失敗すれば負け犬になります。 「金のなる木(Cash Cow: 成長率低・占有率高)」の説明です。追加投資が少なくて済むため潤沢なキャッシュを生み出し、企業の主要な資金源となります。

プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)における“花形”を説明したものはどれか。

出典令和元年 秋期 応用情報技術者試験 午前 問67
ア
市場成長率,市場占有率ともに高い製品である。成長に伴う投資も必要とするので,資金創出効果は大きいとは限らない。
イ
市場成長率,市場占有率ともに低い製品である。資金創出効果は小さく,資金流出量も少ない。
ウ
市場成長率は高いが,市場占有率が低い製品である。長期的な将来性を見込むことはできるが,資金創出効果の大きさは分からない。
エ
市場成長率は低いが,市場占有率は高い製品である。資金創出効果が大きく,企業の支柱となる資金源である。