観測時点のランダムサンプリングにより作業内容割合を把握するワークサンプリング法

ワークサンプリング法(Work Sampling Method: ティペット提唱)は、稼働分析手法の一つです。 ランダムに設定した時刻に作業者を瞬間的に観測し、各作業状態(実働、準備、手待ち、余裕等)にあった回数の比率を集計することで、二項分布などの統計的推計理論に基づいて全体の作業時間や稼働率を高い信頼度で見積もる手法です。作業者に測定されていることを意識させずに客観的データを収集できる利点があります。 作業を微小な基本動作(伸ばす、つかむ、運ぶ等)に分解し、あらかじめ設定された標準時間テーブルから標準時間を積算・設定する「PTS法(Predetermined Time Standards: 既定時間標準法、MTMやWFなど)」の説明です。 過去の作業日報や製造実績データを統計処理して標準時間を見積もる「実績資料法」の説明です。 作業現場で対象作業をストップウォッチを用いて直接連続測定する「時間観測法(ストップウォッチ法)」の説明です。

ワークサンプリング法はどれか。

出典令和元年 秋期 応用情報技術者試験 午前 問75
ア
観測回数・観測時刻を設定し,実地観測によって観測された要素作業数の比率などから,統計的理論に基づいて作業時間を見積もる。
イ
作業動作を基本動作にまで分解して,基本動作の時間標準テーブルから,構成される基本動作の時間を合計して作業時間を求める。
ウ
作業票や作業日報などから各作業の実績時間を集計し,作業ごとに平均して標準時間を求める。
エ
実際の作業動作そのものをストップウォッチで数回反復測定して,作業時間を調査する。