イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ(Innovator's Dilemma)は、業界をリードする優良な大企業が、既存顧客の声に耳を傾け既存技術の改良(持続的イノベーション)に過剰に注力した結果、新興企業がもたらす破壊的イノベーション(低価格・低性能だが新しい価値を持つ技術)への対応が遅れ、最終的に市場での支配的地位を失ってしまう現象です。 限界効用逓減の法則(消費量が増えるにつれて追加の満足度が低下する経済学の法則)の説明です。 カニバリゼーション(自社製品同士の共食い)の説明です。 パレートの法則(20%の顧客が80%の売上を占める現象)の説明です。

イノベーションのジレンマに関する記述として,最も適切なものはどれか。

出典令和元年度秋期 ITパスポート試験 公開問題 問17
ア
最初に商品を消費したときに感じた価値や満足度が,消費する量が増えるに従い,徐々に低下していく現象
イ
自社の既存商品がシェアを占めている市場に,自社の新商品を導入することで,既存商品のシェアを奪ってしまう現象
ウ
全売上の大部分を,少数の顧客が占めている状態
エ
優良な大企業が,革新的な技術の追求よりも,既存技術の向上でシェアを確保することに注力してしまい,結果的に市場でのシェアの確保に失敗する現象