スパニングツリープロトコル(STP)の動作原理とルートブリッジ選定

スパニングツリープロトコル(IEEE 802.1D)において、ツリーの頂点となるルートブリッジは、各ブリッジの「ブリッジ優先順位(プライオリティ:デフォルト32768)」と「MACアドレス」を組み合わせた「ブリッジID(BID)」の最小値をもつブリッジが選定されます。 スパニングツリープロトコルは、OSI基本参照モデルにおけるデータリンク層(レイヤ2)のプロトコルです。 STPはループ構成を防ぐために冗長経路のポートをブロッキング(閉塞)状態にするプロトコルであり、複数経路で同時にフレームを転送する技術(リンクアグリゲーション等)ではありません。 STPはループを解消する論理ツリーを構築しますが、ブロードキャストフレーム自体はツリー上のすべてのポートにフラッディング(転送)されます。

スパニングツリープロトコルに関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典令和元年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
ア
OSI基本参照モデルにおけるネットワーク層のプロトコルである。
イ
ブリッジ間に複数経路がある場合,同時にフレーム転送することを可能にするプロトコルである。
ウ
ブロードキャストフレームを,ブリッジ間で転送しない利点がある。
エ
ルートブリッジの決定には,ブリッジの優先順位と MAC アドレスが使用される。