Web分離(画面転送方式)のセキュリティ効果

Web分離(インターネット分離/画面転送方式)は,インターネット上のWebブラウジング処理を仮想環境や専用サーバ上で実行し,手元のPC端末には画面描画データのみを転送することで,悪意のあるマルウェアや不正スクリプトが社内PCに直接侵入・実行されるのを防ぐ技術です。 Webサイトとの通信全体が自動的にIPsec暗号化されるわけではありません。 キャッシュを永久保存する仕組みではありません。 Web分離はクライアント端末をWebの脅威から守る技術であり,Webサーバ側のSQLインジェクション脆弱性を防ぐものではありません。

A社では現在,インターネット上のWebサイトを内部ネットワークのPC上のWebブラウザで直接閲覧している。セキュリティ強化のためにWeb分離(画面転送方式)を導入したとき,期待できるセキュリティ上の効果はどれか。

出典令和元年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問8
ア
インターネットからダウンロードされた悪意のあるファイルやスクリプトが,社内PC上で直接実行されるのを防ぐことができる。
イ
Webサイトとの間の通信が自動的にIPsecで暗号化される。
ウ
Webブラウザのキャッシュデータが社内PCのハードディスクに永久に保存される。
エ
WebサーバへのSQLインジェクション攻撃を完全に遮断できる。