ITIL変更管理における変更諮問委員会(CAB)の役割

変更諮問委員会(CAB: Change Advisory Board)は、事業側、IT運用側、技術専門家などの多様な視点から、変更要求に伴うリスク、影響度、ビジネス上のベネフィット、必要なリソースを総合的に評価し、変更マネージャの意思決定を支援・助言する機関です。したがって正解はウです。 CABは助言組織であり、標準的な変更や緊急変更も含めすべてのRFCの最終承認をCABが単独で行うわけではありません。 実装手順書の作成や作業指揮は、変更の実装担当グループの役割です。 緊急変更の評価・承認を迅速に行うのは、CABのサブセットである緊急変更諮問委員会(ECAB)です。

ITIL 2011 editionの変更管理プロセスにおいて,変更諮問委員会(CAB)の役割として適切なものはどれか。

出典令和元年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問12
ア
すべての変更要求(RFC)に対して,実装の可否を単独で決定・承認する。
イ
変更の実装手順書を作成し,移行作業を現場で直接指揮する。
ウ
事業上の要求,リスク,影響度,リソースなどを評価し,変更マネージャによる変更の評価・認可を支援する。
エ
緊急変更が発生した際に,変更マネージャに代わってすべての権限を行使する。