システムのMTBFとMTTR向上策

正解は「ア」です。 システムの信頼性指標と稼働率の関係は以下のとおりです。 MTBF(Mean Time Between Failures:平均故障間隔): システムが故障せずに正常に稼働している平均時間(信頼性の指標)です。この値が「長い」ほど故障しにくく信頼性が高いことを示します。 MTTR(Mean Time To Repair:平均修復時間): システムが故障してから復旧・修理を終えるまでに要する平均時間(保守性の指標)です。この値が「短い」ほど迅速に復旧できることを示します。 システムの稼働率 $A$ は次の式で定義されます。 $A = \frac{\text{MTBF}}{\text{MTBF} + \text{MTTR}}$ したがって、稼働率を向上させるためには、故障を起こりにくくして「MTBF を長く」し、故障時の修復時間を短縮して「MTTR を短く」する必要があります。 MTTR を長くすると故障停止時間が延びてしまい、稼働率が低下します。 MTBF を短くすると故障頻度が高くなり、稼働率が低下します。 MTBF を短くし MTTR を長くすると、故障しやすく復旧も遅い最悪の状態となり稼働率が著しく低下します。

システムの信頼性および保守性を高めて稼働率を向上させるための施策として,適切なものはどれか。

出典令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問14
ア
MTBF を長くし,MTTR を短くする。
イ
MTBF を長くし,MTTR を長くする。
ウ
MTBF を短くし,MTTR を短くする。
エ
MTBF を短くし,MTTR を長くする。