オープンソースソフトウェア(OSS)におけるディストリビュータの役割

正解は「ア」です。 ディストリビュータ(Distributor:流通業者・配布元)は、Linux カーネル本体に、GNU ツール群、各種共有ライブラリ、システム管理ユーティリティ、GUI デスクトップ環境、各種アプリケーションソフトウェア(Web サーバ、DB 等)を組み合わせ、誰でも簡単にインストール・運用できるように設定ツールやインストーラと共にパッケージ化(ディストリビューションとして製品化)して配布・保守サポートを提供する組織や企業(Red Hat, Ubuntu/Canonical, Debian プロジェクト等)です。 プロプライエタリ(私有型)ソフトウェアベンダーによる買収・独占化の記述であり、OSS ディストリビュータの役割ではありません。 ISO や IETF などの国際標準化機関の役割です。 OSI(Open Source Initiative)などのライセンス認定団体や法律専門家の活動であり、ディストリビュータの直接の役割ではありません。

Linux などのオープンソースソフトウェア(OSS)におけるディストリビュータの役割として,適切なものはどれか。

出典令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問19
ア
OS カーネル,各種ライブラリ,ユーティリティ,各種アプリケーションソフトウェアをまとめ,インストーラと共にパッケージ化して提供・サポートする。
イ
OSS のソースコードの著作権をすべて開発者から買い取り,商用プロプライエタリソフトウェアとして独占的に販売する。
ウ
国際標準化機構において,OSS で用いられる通信プロトコルやファイルフォーマットの標準化仕様を策定・公布する。
エ
利用者が作成したプログラムコードを審査し,オープンソースライセンスに適合しているかを法的に認証・認可する。