トランザクションのACID特性における耐久性(Durability)

正解は「ア」です。 ACID 特性の 1 つである耐久性(Durability:永続性)は、トランザクションが一度コミット(Commit:確定)を完了したら、その直後に OS のクラッシュや停電、ディスク障害などの重大なシステム障害が発生しても、更新結果が永続的に保持され、失われないことを保証する特性です。ログ先行書込み(WAL)やチェックポイント、データベースバックアップ等によって実現されます。 原子性(Atomicity)の説明です。All or Nothing の原則に従い、処理が中途半端な状態で残らないことを保証します。 一貫性(Consistency:整合性)の説明です。事前・事後に整合性制約が保たれていることを保証します。 独立性(Isolation:隔離性)の説明です。並行トランザクションが互いに干渉しないことを保証します。

トランザクションの ACID 特性のうち,耐久性(Durability)に関する記述として,適切なものはどれか。

出典令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問30
ア
正常にコミット(完了)したトランザクションの更新結果は,その後のシステム障害や電源障害が発生しても永続的に失われない。
イ
トランザクションに含まれる一連の更新処理は,すべて完全に実行されるか,まったく実行されないかのいずれかで終了する。
ウ
トランザクションの実行前後において,データベースの一意性制約や参照整合性制約が常に満たされている。
エ
並行して実行される複数のトランザクションは互いに干渉せず,直列に実行された場合と同一の結果が得られる。