ディジタル証明書の失効状態をリアルタイム確認するOCSPプロトコル

正解は「ウ」です。 OCSP(Online Certificate Status Protocol:RFC 6960)は、特定のディジタル証明書が有効か失効しているかをリアルタイムにオンラインで検証するためのプロトコルです。 従来の CRL(証明書失効リスト)方式では、ファイルサイズが巨大化してダウンロード負荷が高くなり、更新間隔によるタイムラグが生じる欠点がありました。OCSP では、クライアントが調べたい証明書のシリアル番号を「OCSP レスポンダ」に問い合わせるだけで、「good(有効)」「revoked(失効)」「unknown(不明)」という最新の検証結果をピンポイントで即座に取得できます。 従来の CRL(証明書失効リスト)ダウンロード方式の説明です。 LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)による公開鍵ディレクトリ検索の説明です。 S/MIME におけるメール送受信による公開鍵交換手順の説明です。

ディジタル証明書の失効状態を確認するためのプロトコルである OCSP(Online Certificate Status Protocol)に関する記述として,適切なものはどれか。

出典令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問38
ア
クライアントが認証局の Web サーバから CRL ファイルを一括ダウンロードし,端末内でローカルに照合する。
イ
ディレクトリサービスにアクセスし,LDAP プロトコルを用いてユーザの公開鍵証明書を検索・取得する。
ウ
クライアントが特定の証明書のシリアル番号を指定して問い合わせを送信し,OCSP レスポンダがその証明書の失効状態をリアルタイムに応答する。
エ
メールクライアント間で S/MIME 暗号化通信を行う際に,事前に電子署名付きメールを交換して公開鍵を取り込む。